従来の施設は、利用者を集団的に介護してきました。また、制度上、4人部屋が主流となっており、利用者のプライバシーへの配慮が困難な状況がありました。
利用者の個別の援助ができるよう、集団のなかで 利用者がプライバシーを守れるよう、家庭的な雰囲気の中で生活できるよう考慮された新しい介護の施設が、小規模生活単位型介護老人福祉施設です。
具体的には
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利用者を少人数にわけ、個別の援助を行なう(個別性の重視) |
(2) |
利用居室はすべて個室(プライバシーの確保) |
(3) |
家庭的な雰囲気を出すための環境の整備 |
が整った施設です。 |
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[従来型の施設]

居室を出ると廊下 |
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[小規模生活単位型]

個室を出ると居間や食堂の
コミュニケーションスペースがある |
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利用者の能力に応じ、生活様式や習慣に沿って自立的な日常生活を営むことができるよう、健康管理に充分に留意しながら、24時間体制で日常生活全般のサービスを提供します。
主な内容は次の通りです。 |